2019.03.28
ニュースレター、何を書いたら良いの?

おすすめメニューや商品の打ち出し方

『売上を上げる最善の策はリピート客の確保』とは、よく言われていますね。
よく来て下さるお客様に、
『新しい商品を紹介したい』
『新しいメニューを試してもらいたい』けど、
あまり売り込みすぎたら迷惑かな・・・と悩まれたりしませんか?
今月は売り込まれている感じを持たせずに、でも、迷っている人の背中を押すような打ち出し方ができるように、
販売促進で使われる心理法則に基づいた打ち出し方をいくつかクイズ形式でご紹介させて頂きます!

どちらのコピーの方が、お客様の心が動くでしょうか?

<ずっと黒髪の人にカラーを薦めたいとき>・・・・・
A: この夏はカラーでイメージを変えましょう!
B:コーディネートに迷うのは、髪の色のせいかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この場合の正解は・・・Bです。●損失回避の法則といっ
て、人は、何かを選択する時、利益を得るより、損失を
回避することを選ぶ心理が働くことがわかっています。
①100万円の借金を確実に半分返す、か、②全部返せる
か返せないかの賭けをする!か、のどちらかを選ばないといけない、
という状況を考えると腑に落ちますね。
これを広告に活かすと、Aのようにメリットを強調するよ
り、Bのようにデメリット(コーディネートに迷う)を強調
する方が効果があるのです。

<店売品をおすすめする場合>・・・・・・・・・・
A
:夏にスッキリオススメ冷シャンプー、無料サンプル贈呈中!
B:夏にスッキリオススメ冷シャンプーあります!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この場合の正解は・・・Aです。●返報性の法則といって、
人は相手が好意的に接してくれるとその好意に報いた
い!という気持ちのなる、という心理法則です。もし、無
料サンプルがあるのなら、限定○○個!等制限をつけ、
お渡しできると、購入に繋がりやすくなります。サンプル
だけで終わらないように、次の来店時に使用感を伺うこ
とや、サンプルをお渡しする時に、市販のものとどう違う
かを説明できると、更に効果が高まります。
売り込むのではなく、「とても良いものだから、○○様に
お試し頂きたくて」と、プレゼントするような気持ちでお
渡しすることがポイントです。